初めに当社社長室崎より、Romotive社の日本総代理店権を取得するに際し、これまでの背景を以下のように説明致しました。
室崎 「子どもの成長を手助けする際に、沢山勉強して知識を身につけて欲しい、健やかで活発な人間に育って欲しい、他者を労わる優しい心を持って欲しい、様々な想いを胸に抱かれていることと思います。どれもが普遍的な親の愛情から生まれてくるもので永遠のテーマとして議論されてきたところでもあります。私どもは、ロボットがその成長の一端を担うことが出来るのでは、と考えました。海外に目を向けますと、アメリカではオバマ大統領、ビル・ゲイツ氏、マーク・ザッカーバーグ氏らが、全米の学校にプログラム授業を導入する活動を支援しております。イギリスでは教師を対象にプログラミングの教育訓練を開始したとの記事を目にしました。 一方、日本においてもIT教育が子どもの創造力を育む、論理的思考力を伸ばすとして注目されてきており、教育改革に向けた政府の指針として、アベノミクス成長戦略の中でも、義務教育段階からプログラミング教育を推進すること等が盛り込まれております。しかし、学校で子ども達に何をどのように教えれば良いかも定まらず、プログラミング教育のインフラ構築が追い付いていないのが実情だと思われます。
世の中のニーズに応えるセールス・オンデマンドとして、この状況を変えていきたい。そう思い立ったことが、今回の製品との出会いへと結びつくに至りました。
エデュケーショナルロボットRomoは、その隙間を埋める存在と確信しており、プログラミング知識が無くても誰もが扱えます。今まで平面上でしか表されなかった演算処理を、立面上の動的なアウトプットとして表現することが出来るようになりました。これにより、手軽に楽しく遊びながら、子どもの考える力を伸ばすことが可能になると考えております。」
その後、Romotive社CEOケラーリナウドよりRomotive社設立経緯や、製品の説明です。
ケラー「日本はロボット発祥の地でありSF映画や様々な日本企業のロボットやみてあこがれてきました。いつしかあこがれが熱意に変わり、日本企業のようにロボットを生み出して各家庭にロボットがある社会を創りたいと思うに至りました。ロボットが各家庭に普及するにはまだまだハードルが高く、このハードルを何とかできないものかと考えました。多くの方がポケットに入れているiPhoneを活用し、小さくて、リーズナブルな価格で手軽に扱えるロボットを開発することを思いつきました。iPhoneを頭脳代わりに活用し、iOSを使用することでiPhone内部のセンサーやカメラ、通信機能を利用することが出来るので、アプリケーション次第でロボットを進化させることができます。Romotive社のミッションは、「全ての人の手に高度なロボット技術を届けて、よりよい生活を実現することです」このミッションをセールス・オンデマンド社と実現できることを楽しみにしています。」
上記説明の後、Q&Aセッション、タッチアンドトライを行いました。メディアの方々、開発者の方々など、今後のアプリ開発やコミュニティ実現への期待を含め、様々なご質問やご意見を伺うことが出来ました。
Romoのようなロボットが多くの皆様の家庭で活躍し、生活をよりよくしていく手助けに貢献できればと考えておりますので、応援いただければと思います。
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